小学校でクジラ授業=日本の食文化伝える-NPO

社会

日本の伝統的なクジラの食文化を伝えようと、魚食を中心に食育に取り組むNPO法人「海のくに・日本」が25日、東京都豊島区立西巣鴨小学校で、給食を使った「出前授業」を行った。授業を受けた5年生の約40人は日本とクジラの歴史的な関わりなどを真剣に聞き入っていた。

「大きい!見たことない!」。南極海の生息数などを調べる調査捕鯨で捕獲したミンククジラの映像を見て、児童たちは驚きを隠さなかった。クジラの肉やひげの実物を見て、古代から日本の鯨食文化があることも知った。その後の給食ではクジラのみそ汁や竜田揚げが振る舞われ、児童たちはおいしそうに平らげた。

日本は7月、商業捕鯨を31年ぶりに再開する。同NPO法人の白石ユリ子代表は「若い人でクジラを食べたことのない人が増えている。給食を通じて子どもたちに鯨食文化を伝えていければ」と話す。

小学生にクジラの肉について教えるNPO法人の栄養士=25日、東京都豊島区小学生にクジラの肉について教えるNPO法人の栄養士=25日、東京都豊島区

給食で小学生に振る舞われたクジラのみそ汁(右下)と竜田揚げ(中央)=25日午後、東京都豊島区給食で小学生に振る舞われたクジラのみそ汁(右下)と竜田揚げ(中央)=25日午後、東京都豊島区

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 文教政策 社会活動 東京都 捕鯨 クジラ