香港でトップセールス=震災後初、食の安全訴え-福島県

政治・外交

【香港時事】福島県の内堀雅雄知事は24日から3日間の日程で香港を訪れ、県産食品のトップセールスを行った。東京電力福島第1原発事故後、香港では同県産品のみ輸入規制が続いていることから、食の安全性をアピールし、風評を払拭(ふっしょく)するのが目的。同県知事がトップセールスで香港を訪れるのは、東日本大震災後初となる。

滞在中は、日本食品関係の業界団体と意見交換したほか、輸入規制を所管する高官を表敬訪問。内堀知事によると、輸入規制の緩和について高官は「昨年規制緩和した周辺4県(茨城、栃木、群馬、千葉)が今後どういった回復状況を見せていくかも注視した上で判断したい」と語ったという。

25日の現地メディア向けセミナーには、約40人が参加した。内堀知事は冒頭「震災前まで、福島県産農林水産物の輸出先として香港は8割以上を占めていた。香港の方の食への不安をできるだけ減らしていきたい」と強調。除染作業がほぼ完了していることや、厳格な放射線量検査を実施している状況を説明した。

メディア関係者を対象に、食の安全に関するプレゼンを行う福島県の内堀雅雄知事=25日、香港メディア関係者を対象に、食の安全に関するプレゼンを行う福島県の内堀雅雄知事=25日、香港

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