日産、英工場での生産撤回=次期SUVは九州で

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【ロンドン時事】日産自動車は3日、スポーツ用多目的車(SUV)「エクストレイル」の次期モデルを英北東部のサンダーランド工場で生産する計画を撤回すると発表した。九州の工場での生産に切り替える。「キャシュカイ」は計画通り、英工場で生産する。

坂本秀行副社長は「エクストレイルのようなモデルは、事業環境の変化に基づき(生産体制が)再評価される」と指摘。投資配分を世界的に最適なものにするため、英工場の計画を変更したと語った。

英国では3月末に迫った欧州連合(EU)離脱の行方に不安が高まっており、製造業を中心に事業の一部を国外に移す動きが出ている。日産のデフィッシ専務執行役員は「英国とEUの将来の関係が不透明な状況が続くことは、われわれのような企業にとって助けにならない」と苦言を呈した。ホンダは離脱に絡んで物流網の混乱などが懸念されることから、英スウィンドン工場の操業を4月に6日間休止する見通し。

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