根本厚労相、追加給付を4~11月に通知=過去の雇用保険受給者-衆院予算委

政治・外交

衆院予算委員会は4日午前、安倍晋三首相と全閣僚が出席して2018年度第2次補正予算案に関する基本的質疑を行い、実質審議入りした。毎月勤労統計の不正調査問題をめぐり、根本匠厚生労働相は過去に雇用保険などを受給していた人への追加給付について「住所を把握した上で、4月から11月ごろにかけて順次お知らせを開始する」と説明した。自民党の小泉進次郎氏への答弁。

小泉氏が毎月勤労統計や賃金構造基本統計での統計法違反を指摘したのに対し、根本氏は「総務省に承認された通り行っていない。齟齬(そご)があった。その点では統計法違反だ」と認めた。

厚労省の担当部署が根本氏に勤労統計の不正調査について報告した翌日の昨年12月21日にそのまま確報値の公表に踏み切ったことに関し、同省の土生栄二総括審議官は「官房幹部は確報値公表日程をそもそも認識していなかった。厚労相に速やかに報告できなかったことは申し訳ない」と述べた。

根本氏は、現在受給している人を含む追加給付全体のスケジュールを4日中に公表し、厚労省のホームページでも公開すると発表。追加給付の方法については、(1)現在の受給者は口座振り込みとする(2)過去の受給者は通知に同封する用紙に口座などを記入して返送してもらう-ことなどを想定していると説明した。

身内である厚労省職員による聴取も行われるなど中立性が疑問視された同省特別監察委員会については、「第三者性を強調し過ぎた点は反省している」と述べた。いずれも小泉氏への答弁。

衆院予算委員会で答弁に臨む根本匠厚生労働相(中央)=4日午前、国会内衆院予算委員会で答弁に臨む根本匠厚生労働相(中央)=4日午前、国会内

衆院予算委員会で質問する自民党の小泉進次郎氏=4日午前、国会内衆院予算委員会で質問する自民党の小泉進次郎氏=4日午前、国会内

衆院予算委員会で答弁する安倍晋三首相(手前)=4日午前、国会内衆院予算委員会で答弁する安倍晋三首相(手前)=4日午前、国会内

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