プリウス月5万円から=初の定額制、都内で開始-トヨタ

経済・ビジネス

トヨタ自動車は5日、毎月の定額料金で車を一定期間利用できるサービスを、東京都内の販売店で今月から順次開始すると発表した。プリウスは月約5万円から乗ることができる。国内の自動車メーカーが「サブスクリプション(定額制)」と呼ばれるサービスを本格導入するのは初めて。夏以降には全国で展開する。

都市部を中心に消費者ニーズが「所有」から「利用」に移る中、トヨタは新サービスで需要の掘り起こしを目指す。

サービスはトヨタ、レクサス両ブランドの2種類。契約期間はともに3年間。料金には任意保険や自動車税の支払い、登録時の諸費用などを含む。リースと異なり、買い取りはできない。途中解約すると違約金が発生する。

トヨタブランドは、プリウスなど5車種から1台を選び3年乗り続けることが条件。月額料金は4万9788~10万6920円。プリウスは月5万円、クラウンは月10万円ほどで乗ることができる。3月1日に都内約200店でサービスを始め、秋ごろから全国で対象車種を拡大する。

レクサスブランドは、レクサス6車種から選び半年ごとに新車に乗り換えることが可能。月額料金は19万4400円。2月6日から都内18店で実施する。

サービスを展開する新会社の名称は「KINTO(キント)」。資本金は18億円で、トヨタファイナンシャルサービス(TFS)が66.6%、住友三井オートサービスが33.4%出資し、1月に設立した。

TFS上級副社長からキント社長に就任した小寺信也氏は「顧客の選択の幅が広がる。今までより気軽に車を利用してほしい」と語った。

トヨタ自動車の定額制サービスについて、記者会見で説明する事業会社「KINTO(キント)」の小寺信也社長(左)=5日午後、名古屋市中村区トヨタ自動車の定額制サービスについて、記者会見で説明する事業会社「KINTO(キント)」の小寺信也社長(左)=5日午後、名古屋市中村区

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