ソフトバンクG、営業益1.8兆円=ファンド寄与、投資会社化鮮明-4~12月期

経済・ビジネス

ソフトバンクグループが6日発表した2018年4~12月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比61.8%増の1兆8590億円と過去最高だった。サウジアラビア政府などと共同で設立した10兆円規模の投資ファンドの株式評価益などが寄与した。営業益の4割超をファンドが稼ぎ出しており、投資会社としての性格が一段と強まっている。

17年5月にサウジ政府系ファンドなどと立ち上げた「ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)」の出資先の評価益が膨らんだ。人工知能(AI)などの分野で成長性の高い未上場企業は「ユニコーン」と呼ばれる。決算記者会見で孫正義会長兼社長(61)は「投資先はほとんどユニコーンだ。SVFはこれから最も重要な事業になる」と語った。昨年12月の携帯子会社ソフトバンクの株式上場で調達した約2兆円のうち、投資予備資金として7000億円を充てる方針。

ソフトバンクグループの4~12月期決算説明会で投資戦略を語る孫正義会長兼社長=6日午後、東京都港区ソフトバンクグループの4~12月期決算説明会で投資戦略を語る孫正義会長兼社長=6日午後、東京都港区

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