次世代5G活用で自動運転=全国初、公道で実証実験-愛知県

政治・外交

愛知県は9日、次世代通信規格「5G」の実験無線局を活用し、無人の自動運転車2台を同時に遠隔操作する実証実験を一宮市の公道で行った。県によると、5Gを活用した公道での遠隔型自動運転の実験は全国で初めて。

5Gの活用でこれまでより大容量のデータをやりとりできるため、速いスピードであっても安全に走行できるという。実験には大村秀章知事らも参加した。

実験では、トヨタ自動車のミニバン「エスティマ」を2台使用。1台は5Gに、もう1台は現行の通信規格4Gに対応する。

運転席は無人の状態で2台を同時に走らせ、車内に搭載したカメラから送られる映像で監視。4G対応車は約1キロを時速28キロで、5G対応車は約200メートルを時速30キロで走行した。

試乗後、大村知事は「加速も滑らかで、非常にスムーズだった。実用化にまた一歩近づいたと実感した」と話した。

愛知県は自動運転の実証実験に積極的に取り組んでおり、近く中部国際空港がある常滑市でも実証実験を行う予定。

公道を走る5G対応自動運転車=9日午前、愛知県一宮市公道を走る5G対応自動運転車=9日午前、愛知県一宮市

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