「虐待」スマホで撮影か=記録媒体に動画、許し請う姿も-千葉女児死亡

社会

千葉県野田市の小学4年、栗原心愛さん(10)が自宅で死亡し、両親が傷害容疑で逮捕された事件で、心愛さんが暴行される様子をスマートフォンで撮影したとみられる動画が見つかっていたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。県警は日常的に虐待が行われていたとみて、映像の解析を進める。

捜査関係者によると、父親の勇一郎容疑者(41)とみられる人物が心愛さんに暴行を加えている様子が映っていた。心愛さんがぐったりする姿や許しを請う姿があったという。

動画は勇一郎容疑者が所持していた記録媒体に保存されていた。勇一郎容疑者か母親のなぎさ容疑者(31)が1月ごろ、スマホを使い自宅で撮影したとみられる。

野田市や県柏児童相談所によると、心愛さんは1月7日の始業式から学校を欠席していた。なぎさ容疑者は「夫に『外に出すな』と言われ、娘を1カ月ぐらい外出させていない」などと供述しており、動画に映っていたのはこの間に行われた暴行の可能性が高い。

勇一郎容疑者はこれまでの調べに対し、「生活態度についてしつけをしていただけだ。けがをさせようとは思っていなかった」などと供述。最近は黙秘することもあるという。

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