玄海2号機、廃炉=運転期間など総合判断-九電原発

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九州電力は13日、運転開始から約38年が経過した玄海原発2号機(佐賀県玄海町、出力55.9万キロワット)の廃炉を決めた。池辺和弘社長は同日午後、佐賀県庁で山口祥義知事と会い「再稼働した場合の残存運転期間などを総合的に勘案し、廃止を決定した」と説明した。九電の廃炉決定は玄海1号機に次いで2例目。

九電は、再稼働に必要な安全対策費が2000億円に上るとみられ、採算が合わないと判断。原発のテロ対策などとして新規制基準で求められている「特定重大事故等対処施設」の設置に関し、スペースの確保などに制約があることも廃炉理由に挙げた。玄海2号機の廃炉費用は約365億円、作業は30年程度かかるとみている。

玄海原発2号機の廃炉決定を山口祥義佐賀県知事に伝える九州電力の池辺和弘社長(右から2人目)=13日午後、佐賀県庁玄海原発2号機の廃炉決定を山口祥義佐賀県知事に伝える九州電力の池辺和弘社長(右から2人目)=13日午後、佐賀県庁

九州電力玄海原子力発電所2号機(左)と1号機=佐賀県玄海町九州電力玄海原子力発電所2号機(左)と1号機=佐賀県玄海町

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