高齢運転死亡事故、高止まり=昨年1割増の460件-警察庁

社会

2018年に発生した75歳以上の運転者の死亡事故が前年比42件(10.0%)増の460件だったことが14日、警察庁のまとめで分かった。過去10年間で3番目の多さ。死亡事故全体に占める割合は1.9ポイント増の14.8%で、統計を取り始めた1990年以降、最も高かった。

17年3月に75歳以上の認知症対策を強化した改正道交法が施行されたほか、免許の自主返納は急増しているが、死亡事故件数は高止まりしている。

事故類型別では、車両同士が最多の202件で、うち85件は出合い頭の衝突。電柱など工作物に衝突したり、道路外に突っ込んだりする車両単独は176件だった。

要因別では、ハンドルやブレーキなどの誤操作が136件と最も多く、安全確認不十分が105件で続いた。

改正道交法では、運転免許更新時などの検査で「認知症の恐れ」と判定された場合に医師の診断が義務付けられ、結果次第で免許が取り消されるようになった。同庁によると、施行から約1年間に1836人の免許が取り消された。

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