辺野古県民投票が告示=反対票の伸び焦点-沖縄

政治・外交

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の是非を問う県民投票が14日午前、告示された。玉城デニー知事ら「オール沖縄」勢力は移設阻止の圧倒的な民意を示したい考えで、反対票の占める割合や投票率が焦点となる。投開票は24日。結果を踏まえた安倍政権の対応も注目される。

告示を受け、玉城氏は県庁で記者団の取材に応じ、「自身の意思を直接示すことができる大変重要な機会だ。ぜひ貴重な一票を投じてほしい」と県民に呼び掛けた。

県民投票は、政府が進める埋め立て工事に「賛成」「反対」「どちらでもない」の3択で民意を問う。反対派市民団体による直接請求で条例が制定された。最多得票の選択肢が全有権者の4分の1に達した場合、知事は「結果を尊重しなければならない」と規定し、首相と米大統領に速やかに通知することも定めた。

投票は全41市町村で実施される。県が14日に発表した有権者数は115万6295人。約29万人で、条例の規定を満たすことになる。ただ、投票結果に工事を止める法的拘束力はない。

県民投票の告示を受け、記者団の質問に答える沖縄県の玉城デニー知事=14日午前、那覇市の県庁県民投票の告示を受け、記者団の質問に答える沖縄県の玉城デニー知事=14日午前、那覇市の県庁

米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の是非を問う県民投票が告示され、キャンプ・シュワブ前で集会をする反対派=14日午前、沖縄県名護市米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の是非を問う県民投票が告示され、キャンプ・シュワブ前で集会をする反対派=14日午前、沖縄県名護市

米軍普天間飛行場の移設に向け、埋め立て工事が進む名護市辺野古沿岸部。中央は米軍キャンプ・シュワブ=12日、沖縄県名護市(小型無人機で撮影)米軍普天間飛行場の移設に向け、埋め立て工事が進む名護市辺野古沿岸部。中央は米軍キャンプ・シュワブ=12日、沖縄県名護市(小型無人機で撮影)

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