大成、鹿島元幹部が無罪主張=法人2社も、リニア談合初公判-東京地裁

社会

リニア中央新幹線工事をめぐる談合事件で、独禁法違反(不当な取引制限)罪に問われた大成建設(東京都新宿区)元常務執行役員大川孝(68)、鹿島(港区)元専任部長大沢一郎(61)両被告と法人としての両社の初公判が14日、東京地裁(楡井英夫裁判長)であった。大川被告は「独禁法に違反する行為は行っていない」と起訴内容を否認し、大沢被告と両社も無罪を主張した。

検察側の冒頭陳述によると、両被告は、JR東海が工事発注の検討を本格化させた翌年の2013年までには、受注調整について話し合いを始めていた。「競争による価格の低廉化を回避し、確実に受注を分け合うため」で、大林組(港区)と清水建設(中央区)の担当者も誘い入れ、15年2月ごろには4社間で合意が形成されたという。

弁護側も冒頭陳述を行い、「(入札)公告の時点で受注可能な会社は事実上1社に限られ、競争は存在しなかった」などと反論した。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 裁判 東京都