JDI、5期連続赤字へ=資金確保、中台勢と交渉-19年3月期

経済・ビジネス

中小型液晶大手のジャパンディスプレイ(JDI)は14日、2019年3月期の連結業績予想を下方修正し、営業損益が200億円超の赤字になる見込みだと発表した。5年ぶりの黒字化を計画していた純損益も赤字となる見通し。

目標未達に伴い、官民ファンドINCJ(旧産業革新機構)の支援を受ける経営再建の先行きには不透明感が強まっている。また、JDIが運転資金や成長投資の原資確保のために中国や台湾の企業・ファンドと行っている出資交渉では、議決権比率などでなお隔たりがある状況だ。

下方修正の最大の要因は、主要顧客である米アップルの「iPhone(アイフォーン)」新機種の中国での販売不振。JDIの黒字化の鍵を握っていた新型液晶の出荷が計画を大きく割り込んだ。

2019年3月期の連結業績予想の下方修正などについて記者会見するジャパンディスプレイ(JDI)の月崎義幸社長=14日午後、東京都中央区2019年3月期の連結業績予想の下方修正などについて記者会見するジャパンディスプレイ(JDI)の月崎義幸社長=14日午後、東京都中央区

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