安倍首相、統計手法変更「指示ない」=野党、恣意的操作を追及-衆院予算委

政治・外交

衆院予算委員会は18日午前、安倍晋三首相と関係閣僚の出席を求め、厚生労働省の毎月勤労統計の不正調査問題に関する集中審議を行った。首相は、野党が統計手法の変更に「官邸の関与」があったと主張していることに関し、「私からは何ら指示をしていない」と反論した。国民民主党の玉木雄一郎代表への答弁。

玉木氏は、2015年6月に初会合を開いた有識者会議「毎月勤労統計の改善に関する検討会」の動きを取り上げた。

検討会について、同8月に調査方法を「総入れ替え方式」で行う方向性を確認していたのに、同9月は「部分入れ替え方式」も検討することになったと説明。「アベノミクスの成功を演出するため恣意(しい)的な統計の操作を官邸主導でやったのではないか」と追及した。

首相は検討会に関し、「当時の秘書官から報告を受けていないし、そうした(統計手法見直しの)検討が行われていたこと自体、最近になって初めて知った」と説明した。

衆院予算委員会で答弁する安倍晋三首相。後方は石田真敏総務相=18日午前、国会内衆院予算委員会で答弁する安倍晋三首相。後方は石田真敏総務相=18日午前、国会内

衆院予算委員会で質問する国民民主党の玉木雄一郎代表=18日午前、国会内衆院予算委員会で質問する国民民主党の玉木雄一郎代表=18日午前、国会内

衆院予算委員会で挙手する酒光一章元厚生労働省政策統括官=18日午後、国会内衆院予算委員会で挙手する酒光一章元厚生労働省政策統括官=18日午後、国会内

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