日航、ハワイ路線強化=西武HDとタッグ、全日空に対抗

経済・ビジネス

海外旅行先として人気の高い米ハワイ州への路線をめぐり、航空大手2社の争いが激しくなってきた。日本航空は19日、キラウエア火山など自然が豊かなハワイ島コナでリゾートホテルを運営する西武ホールディングスと、体験型ツアーの共同企画・販売で合意したと発表。ハワイ路線の集客力アップを狙う。

第1弾として、日航と西武は「グランピング」と呼ばれる豪華なキャンプを楽しめる限定プランを発売。西武グループの「ウェスティン ハプナ ビーチ リゾート」の敷地内に大型テントを設置し、高級ホテルのサービスを受けながら、野外で大自然を満喫できる。

日航は2017年、成田-コナ線を7年ぶりに復活。18年3月にはそれまで全日本空輸と提携していたハワイアン航空と共同運航も開始した。西武との提携で全日空の路線がないコナ線を強化し、家族客に人気のオアフ島ホノルル線と合わせ、ハワイ路線で国内トップシェアの座を守る考えだ。

一方、全日空は今年5月24日から「空飛ぶホテル」と呼ばれる欧州エアバス社製の超大型機「A380」を成田-ホノルル線に投入。機内の広さを生かして子どもが長時間座れるように座席を平らにした新型シートなど、家族連れを意識した設備を売りに日航を追い上げる。

日本航空が西武ホールディングスと共同企画した「グランピング」プラン向けのテント=米ハワイ島(西武HD提供)日本航空が西武ホールディングスと共同企画した「グランピング」プラン向けのテント=米ハワイ島(西武HD提供)

日本航空が西武ホールディングスと共同企画した「グランピング」プラン向けテントの内部=米ハワイ島(西武HD提供)日本航空が西武ホールディングスと共同企画した「グランピング」プラン向けテントの内部=米ハワイ島(西武HD提供)

座席をベッドのように使える「カウチシート」。全日本空輸(ANA)は超大型旅客機エアバスA380型機を5月24日から成田―ホノルル線に投入すると発表した=2018年11月27日、東京都中央区座席をベッドのように使える「カウチシート」。全日本空輸(ANA)は超大型旅客機エアバスA380型機を5月24日から成田―ホノルル線に投入すると発表した=2018年11月27日、東京都中央区

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