空自F2墜落、乗員救助=接触なし、訓練中トラブルか-山口沖

社会

20日午前9時20分ごろ、訓練飛行をしていた航空自衛隊築城基地(福岡県築上町)所属のF2戦闘機が、山口県沖の日本海上に墜落した。隊員2人が乗っていたが、緊急脱出後に救助され、いずれも命に別条はない。別の機体との接触や異常を知らせる通信は確認されておらず、急な機体の異常や操縦ミスなどのトラブルが原因の可能性がある。民間船などへの被害はなかった。

F2の墜落事故は初めてで、空自は事故調査委員会を立ち上げ調査を開始。緊急発進を除くF2の飛行を当面中止する。

空自によると、墜落した機体は2人乗りで、前席に20代の2等空尉、後席に30代の1等空尉が搭乗していた。2人は軽傷とみられるが、緊急脱出時には通常の10倍を超える重力の負荷がかかるとされ、精密検査する。

同機は午前8時50分ごろ、他2機のF2と共に対戦闘機訓練のため築城基地を離陸。同9時20分ごろ、築城基地から北東約130キロの訓練空域の洋上で、救難信号の発出とともに墜落した。飛行前の点検で異常はなかった。

捜索に向かった空自機が約50分後、簡易式救命ボートに乗り、発煙筒をたき手を振っている乗員2人を発見した。空自などは機体の捜索を進めている。

航空自衛隊のF2戦闘機=2017年9月、青森県三沢市の三沢基地航空自衛隊のF2戦闘機=2017年9月、青森県三沢市の三沢基地

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