拉致解決へ連携確認=日米首脳が電話会談

政治・外交

安倍晋三首相は20日夜、トランプ米大統領と電話で約30分間、会談した。ベトナム・ハノイで27、28両日に予定される2回目の米朝首脳会談を前に、北朝鮮の核・ミサイル・拉致問題の解決に向けて日米が一層緊密に連携していくことを確認した。

首相は拉致被害者の家族と19日に面会したことを説明し、拉致問題での日本の立場を北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に直接伝えるよう要請した。トランプ氏は「首相がいかに拉致問題を重視しているかがよく理解できた。だから私も拉致問題を重視する」と応じた。

首相はトランプ氏から米朝交渉の現状について説明を受けたとみられ、今後の方針を擦り合わせた。首相は会談後、首相公邸で記者団に対し「この(米朝首脳)会談が核、ミサイル、そして重要な拉致問題の解決に結び付き、東アジアの平和と安定につながっていくことを強く期待している」と述べた。

両首脳は米朝首脳会談後に再び電話会談することで一致した。5月26~28日を軸とするトランプ氏の来日日程について具体的な調整に入ることも申し合わせた。

トランプ米大統領との電話会談を終え、取材に応じる安倍晋三首相=20日午後、首相公邸トランプ米大統領との電話会談を終え、取材に応じる安倍晋三首相=20日午後、首相公邸

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