はしか患者拡大=三重・大阪など、注意呼び掛け-厚労省

社会 暮らし 政治・外交

今年に入り、三重や大阪などではしかの感染が拡大している。国立感染症研究所は19日、年初から今月10日までに報告された患者が20都道府県で167人になったと発表。過去10年で最多のペースになっている。はしかは感染力が極めて強いため、厚生労働省は医療機関に院内感染予防などの注意を呼び掛ける通知を出した。

感染研がまとめた患者数は、都道府県別で三重49人、大阪47人、愛知17人、東京11人、神奈川6人の順に多い。

三重県によると、宗教団体が昨年末に津市の施設で開いた研修会に参加した49人のうち29人(三重24人、岐阜3人、愛知と和歌山各1人)の感染が判明。参加者の家族のほか、医療機関や学校での接触者らにも広がっている。

大阪市では、近鉄百貨店の「あべのハルカス近鉄本店」の従業員11人と利用客8人の感染が確認されている。大阪府は、はしかを発症していた40代の女性が8、10日に新幹線で東京-新大阪間を往復していたと発表。不特定多数に接触した可能性があるとして、注意喚起している。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 健康・医療 暮らし (社会)保健衛生医療・社会保障行政