安倍首相、皇太子さまに内外情勢説明=新天皇即位見据え対応か

政治・外交 社会

安倍晋三首相は22日午後、東京・元赤坂の東宮御所で皇太子さまと約30分間面会し、国内外の諸情勢を説明した。天皇陛下への首相の報告は定期的に行われているが、皇太子さまへの説明は極めて異例。皇太子さまが5月1日に新天皇に即位されることを見据えた対応とみられる。

菅義偉官房長官はこの後の記者会見で「コメントを控えたい」と述べ、説明の内容などは明らかにしなかった。宮内庁東宮職は、平成に入って歴代の首相が皇太子さまに今回のように説明を行った例について「記憶にない。初めてではないか」としている。

24日には天皇陛下在位30年記念式典が開かれ、皇位継承に関連する一連の儀式が始まる。また、5月26~28日のトランプ米大統領の来日など、皇位継承後に新天皇がかかわる外交日程が続くことも考慮し、首相はこの時期の説明に臨んだとみられる。

天皇陛下への首相の報告は「内奏」と呼ばれる。直近は21日に皇居であった。

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