大戸屋、12日に全店休業=不適切動画問題で従業員再教育-業績修正と役員処分も

経済・ビジネス

和食レストラン「大戸屋ごはん処」を展開する外食大手の大戸屋ホールディングスは4日、アルバイトによる不適切動画問題に関連して、12日に国内全店舗を休業すると発表した。従業員の再教育などを行うためで、業績予想の下方修正や役員の処分も公表した。

大手チェーンがこうした問題で平日に一斉休業に踏み切るのは極めて珍しく、外食業界で相次ぐ従業員の悪ふざけが異例の事態に発展した。

この問題では、マスクで顔を隠した人物が店内でズボンを脱ぐなどしてふざける映像がインターネットに投稿されていたことが2月に発覚。同社によると、直営店「りんくうシークル店」(大阪府泉佐野市)のアルバイトが撮影したものだという。関与したアルバイト3人を既に解雇しており、法的措置も検討している。

休業は国内で運営する350店舗が対象だが、商業施設内の一部店舗は営業する可能性がある。研修では、スマートフォンなど携帯端末の持ち込み禁止や終業後の速やかな退店などを確認し、書面で署名・宣誓を求めるという。経営責任を明確化するため、窪田健一社長ら取締役5人の3月の報酬を10%減額する。

2019年3月期の業績予想については、今回の問題や昨年後半からの売り上げ不振を受けて、売上高をこれまでより1億8000万円、純利益を4000万円、それぞれ少なく見積もった。

不適切な動画が撮影された「大戸屋ごはん処りんくうシークル店」=大阪府泉佐野市(大戸屋ホールディングス提供)不適切な動画が撮影された「大戸屋ごはん処りんくうシークル店」=大阪府泉佐野市(大戸屋ホールディングス提供)

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