IHI、不正検査211件=旅客機エンジン整備-過去2年

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IHIは8日、民間航空機のエンジンを整備している瑞穂工場(東京都瑞穂町)で、過去2年間に211件の不正があったと発表した。無資格の従業員による検査が大半で、有資格者の印鑑を使った書類偽装が行われていた。マニュアルとは異なる手順の整備や、作業日の虚偽記載も見つかった。

不正は国土交通省が1月、航空法に基づき行った立ち入り検査で判明。IHIはこれを受けて社内調査に着手し、中間報告を公表した。

東京都内で記者会見した満岡次郎社長は不正について「長年培ってきた品質担保の姿勢を揺るがしかねない極めて重大なもの」と語った上で陳謝。経営責任に関しては「再発防止の徹底と信頼回復が最優先課題だ」と述べるにとどめた。業績への影響は確認中という。

民間航空機エンジンの整備不正で記者会見し、謝罪するIHIの満岡次郎社長(手前)ら=8日午後、東京都江東区民間航空機エンジンの整備不正で記者会見し、謝罪するIHIの満岡次郎社長(手前)ら=8日午後、東京都江東区

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