防災に関心、カードゲームで=自衛隊が災害派遣テーマに-岡山

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災害派遣をテーマにしたカードゲームを自衛隊岡山地方協力本部(岡山市)などが作り、子どもたちを中心に無料配布している。昨年7月の西日本豪雨を受け、楽しみながら防災への関心を高めてもらおうと企画。教育現場で活用したいとの声も聞かれる。同本部によると、自衛隊がこうしたカードを作るのは初めてという。

「自衛隊災害派遣カード」は1セット40枚。大型輸送機C2やエアクッション艇など陸・海・空の各部隊で使われる機体や車両のほか、女性キャラクターなどが描かれている。

ゲームは2人で1セットずつ使って対戦し、フィールド上に出したカードのポイントで「豪雨」「地震」などの災害カードを獲得していく。ゲームを進める過程で、災害への関心を持ち、自衛隊を身近に感じてもらうのが狙い。

昨年7月の西日本豪雨後、いずれも自衛隊OBなどでつくる「災害支援財団」と「日本安全保障・危機管理学会」から提案があり、1300セットを用意した。県内5カ所の同本部事務所で無料配布しており、「授業で使いたいので送ってほしい」との要望も中学校や高校から寄せられているという。

同本部の石井隆晶企画室長は「豪雨で防災意識は一時的に向上したが、時がたつと薄らいでしまう。親子で楽しみながら防災について考えるきっかけにしてほしい」と話す。好評であれば全国に広げることも検討するという。

自衛隊岡山地方協力本部などが災害派遣をテーマに作ったカードゲーム=8日、岡山市自衛隊岡山地方協力本部などが災害派遣をテーマに作ったカードゲーム=8日、岡山市

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