日産、会長空席に=ルノーへの配慮で検討-議長に榊原氏浮上

経済・ビジネス 社会

日産自動車が、カルロス・ゴーン被告の後任となる会長を当面置かず、空席とする案を検討していることが13日、明らかになった。企業連合を組むフランス自動車大手ルノーは当初、新会長に就く人材を推薦したい考えだったが、経営の独立性を重視する日産に譲歩し断念した。これを受け、日産もルノーに配慮し、会長を空席にするとみられる。取締役会議長候補には、前経団連会長の榊原定征氏の名前が浮上している。

これまでは、ゴーン被告が日産の会長と議長を兼務していた。日産は有識者らでつくる特別委員会で企業統治改革を議論しており、月内に提言がまとまる見通し。特別委は、権限の集中がゴーン被告の不正を招いたとみており、社外取締役が議長を務めることを提言に盛り込む方向だ。榊原氏は同委の共同委員長を務める。

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