データの自由な流通提言=G20経済界サミット-安倍首相が評価

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主要20カ国・地域(G20)の経済界トップによる会議「B20東京サミット」は15日、共同提言を取りまとめた。G20に対し、国境を越えたデータ、情報などの自由な流通の確保を要請。また反グローバリズムの動きが強まる中、「公平な競争環境を確保する世界貿易機関(WTO)のルール改定を支援すべきだ」と訴えた。

提言は中西宏明経団連会長が安倍晋三首相に手渡した。安倍首相はあいさつで「誠に時宜を得たものだ」と評価。その上で「データについてプライバシーやセキュリティーを適切に保護しつつ、国境を越えた自由な流通を確保しなくてはいけない」と強調した。

データ流通に関する国際ルール作りは6月下旬に大阪市で開かれるG20首脳会議(サミット)の議題の一つ。議長国の日本はWTOの下に交渉の枠組みを設けることで合意を目指しており、B20提言は追い風となりそうだ。

「B20東京サミット」で共同提言を中西宏明経団連会長(中央左)から受け取る安倍晋三首相(同右)=15日午後、東京都千代田区「B20東京サミット」で共同提言を中西宏明経団連会長(中央左)から受け取る安倍晋三首相(同右)=15日午後、東京都千代田区

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