施工不良、創業者社長が指示=意図的・組織的な疑いも-レオパレスの第三者委報告

経済・ビジネス

賃貸アパート大手のレオパレス21は18日、建築基準法違反の疑いのある施工不良が相次いで見つかった問題の原因などを調べる第三者委員会の中間報告書を公表した。報告書は、問題の物件を建設した当時の深山祐助社長(創業者)が設計図と異なる建築部材を使うよう指示していたと認定。これが「界壁」と呼ばれる屋根裏の壁や外壁の施工不良につながったと指摘した。

一連の施工不良は組織的・構造的な問題であり、意図的に行われた疑いがあるという。レオパレスの施工不良問題は、一部の部署や役職員の問題ではなく、トップ以下会社ぐるみの不正が疑われる事態に発展した。

第三者委は施工不良が意図的に行われたかどうかの調査を継続。5月下旬をめどに再発防止策や役員の責任も含めて最終報告書を取りまとめる。同社の蘆田茂執行役員は18日記者会見し、「組織的に違法なものを造った認識はない」と述べ、当時の深山社長を含む経営陣に違法性の認識はなかったと強調した。

レオパレス21の施工不良問題に関する第三者委員会の中間報告を受けて記者会見する蘆田茂執行役員(左)=18日午後、東京都中野区の同社本社レオパレス21の施工不良問題に関する第三者委員会の中間報告を受けて記者会見する蘆田茂執行役員(左)=18日午後、東京都中野区の同社本社

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