地下鉄サリンから24年=霞ケ関駅で犠牲者追悼-遺族「家族帰ってこない」・東京

社会

13人が死亡、6000人以上が負傷した1995年の地下鉄サリン事件から24年となった20日、東京都千代田区の東京メトロ(旧営団地下鉄)霞ケ関駅では、駅員16人が発生時刻に近い午前8時から黙とうをささげ、犠牲者を追悼した。

事件では、オウム真理教の信者が日比谷、丸ノ内、千代田の3路線で猛毒ガスのサリンを散布し、霞ケ関駅では助役の高橋一正さん=当時(50)=、代々木電車区助役の菱沼恒夫さん=同(51)=が亡くなった。法務省は昨年7月、教団の元代表松本智津夫元死刑囚=同(63)=ら元幹部13人の刑を執行した。

慰霊式では、小川喜治・霞ケ関駅務管区長(55)が献花台に花束を供えた。高橋さんの妻シズヱさん(72)も午前9時ごろ献花に訪れた。シズヱさんは24歳の時に高橋さんと結婚。その24年後に地下鉄サリン事件が起きた。「それからさらに24年がたった。節目を感じている」と悲しそうに語った。

地下鉄サリン事件から24年、発生時刻に合わせて黙とうする東京メトロの駅員=20日午前、東京都千代田区の東京メトロ霞ケ関駅地下鉄サリン事件から24年、発生時刻に合わせて黙とうする東京メトロの駅員=20日午前、東京都千代田区の東京メトロ霞ケ関駅

東京メトロ霞ケ関駅に設けられた献花台に花を供え、手を合わせる遺族の高橋シズヱさん=20日午前、東京都千代田区東京メトロ霞ケ関駅に設けられた献花台に花を供え、手を合わせる遺族の高橋シズヱさん=20日午前、東京都千代田区

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