辺野古新区画で午後に土砂投入=沖縄防衛局、県に通知

政治・外交

防衛省沖縄防衛局は25日午前、沖縄県に対し、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設を予定する名護市辺野古沿岸部の新たな区画で、土砂投入を行うと通知した。埋め立ての準備が整い次第、午後に着手する。玉城デニー知事は工事中止を求めており、政府と県の対立が深まるのは確実だ。

菅義偉官房長官は記者会見で、新区画での作業着手の報告を防衛省から受けたと説明。「地元の理解と協力を得る努力を続けながら、自然環境や住民の生活環境にも最大限配慮し、作業を進めていく」と語った。

謝花喜一郎副知事は県庁で記者団に、反対多数となった先の県民投票の結果に触れた上で「工事を中止して対話を進めるのが本来の民主国家としてあるべき姿だ」と政府を批判。「提訴もしたので、(裁判で)しっかり県の主張をしていきたい」と訴えた。

政府は昨年12月に辺野古崎に近い6.3ヘクタールで土砂投入を開始。今回はこれに隣接する南西側の区画約33ヘクタールで土砂を投入する。この区画は2020年8月末までに埋め立てを終える予定となっている。

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