小学教科書、英語初検定=「主体的学び」重視-新指導要領、ページ10%増・文科省

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文部科学省は26日、2020年度から小学校で使用される教科書の検定結果を公表した。同年度から全面実施される新学習指導要領に基づく初の検定で、5、6年で外国語として教科になる英語が加わった。英語を除き、現行教科書の全教科と比べ平均ページ数(申請段階、B5判換算)は10.0%増えた。申請があった11教科計164点(305冊)で検定意見を受けた修正を経て、全てが合格した。

英語は、教科書で扱う単語数を5、6年で計600語を下限に設定。「聞く」「読む」「話す(やりとり)」「話す(発表)」「書く」5技能の習得を目指す。新指導要領で打ち出した、討論などを通じて能動的に学ぶ「主体的・対話的で深い学び」(アクティブ・ラーニング)はほぼ全ての教科書(162点)で取り上げられた。

社会では、新指導要領で竹島(島根県)、北方領土、尖閣諸島(沖縄県)が「わが国の固有の領土」と明記されたことを踏まえ、社会と地図で初めて「固有の領土」と記述した教科書があった。プログラミング教育の必修化に対応した記述が、算数や理科などを中心に見られた。

小学校5、6年で初めて使われる英語の教科書小学校5、6年で初めて使われる英語の教科書

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