橋本新社長「時価総額世界一に」=日本製鉄、1日発足-インタビュー

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新日鉄住金は1日、「日本製鉄」に社名変更した。同日付で社長に就任した橋本英二氏は事前インタビューに応じ、「時価総額で世界ナンバーワンの地位に就き、維持できるような強い会社にする」と抱負を語った。

橋本社長は世界一に向けて、「グローバル競争に打ち勝つ基盤となる収益力の回復が最大の課題だ」と強調。生産の安定化や商品開発・提案力の強化を進める考えを示した。

また、これまで手掛けてきた海外企業の合併・買収(M&A)などを活用して、アジア市場で成長を取り込む方針。一方、黒字化が見込めない事業については「撤退も含め見直す」と語った。

台頭する中国勢に対しては「その存在がますます怖くなる」と言及。技術力やコスト競争力を磨き対抗する戦略だ。

昨年3月の米国の鉄鋼輸入制限導入を機に、世界で保護主義の流れが強まっている。橋本社長は「この流れは変わらない」と指摘。輸出への悪影響が懸念されるが、「海外で(鋼材に加工する)下工程の需要を広げて(日本からの)母材供給を増やせば、輸出を維持することができる」との認識を示した。

インタビューに答える日本製鉄新社長の橋本英二氏=3月18日、東京都千代田区インタビューに答える日本製鉄新社長の橋本英二氏=3月18日、東京都千代田区

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