企業トップ、新時代に期待=全国各地で入社式

経済・ビジネス

新元号「令和」が発表された1日、全国各地の企業で多くの入社式が行われた。同日昼の発表に前後して、トップからは平成最後の入社式を経て新時代を担う若者らの飛躍を願う声が相次いだ。

日本航空の赤坂祐二社長は羽田空港内で「新元号最初の社会人として、新しいことをやってくれると期待したい」と強調。りそなホールディングスの東和浩社長は東京都内で、「令和のイニシャルはりそなと同じR。これからはRの時代が来る」と鼓舞した。大和証券グループ本社の中田誠司社長は「新しい元号に変わることで国全体のマインドを引き上げてゆくよいきっかけになれば」と、株価低迷期が長かった平成からのムード転換に期待を示した。

1日に社名変更した日本製鉄(旧新日鉄住金)では、橋本英二社長が「皆さんは1期生だ。一人ひとりが歴史をつくっていくという気概を持って頑張ってほしい」とあいさつした。

一方、デジタル化が加速し、国際的な競争激化にさらされている企業のトップからは「人工知能(AI)を使いこなし、慣れ親しみ、活用することで決定的に差が開いていく。自分を早く進化させてほしい」(孫正義ソフトバンク会長)との注文が出た。

トヨタ自動車の豊田章男社長は愛知県豊田市の本社で、「(従来の)ビジネスモデルが壊れる可能性が出ている」と危機感を表明。その上で「これは自動車会社にとって大きなピンチであるとともに、生まれ変わろうとする者にとっては大きなチャンスだ」と奮起を呼び掛けた。

2019年度日本航空(JAL)グループの入社式で発表された新元号「令和」。壇上はゲストの浅田真央さん=1日午前、東京都大田区の羽田空港2019年度日本航空(JAL)グループの入社式で発表された新元号「令和」。壇上はゲストの浅田真央さん=1日午前、東京都大田区の羽田空港

トヨタ自動車の入社式で、新入社員にあいさつをする豊田章男社長=1日、愛知県豊田市の同本社トヨタ自動車の入社式で、新入社員にあいさつをする豊田章男社長=1日、愛知県豊田市の同本社

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 経営一般