アフリカ豚コレラ、初確認=感染力あるウイルス-農水省

政治・外交

農林水産省は2日、中国から持ち込まれた豚肉ソーセージ2点から、家畜伝染病「アフリカ豚コレラ」の生きたウイルスを検出したと発表した。感染力のあるウイルスが国内で確認されたのは初めて。肉製品が今後、違法に持ち込まれた場合、同省は悪質なら警察に告発するなど厳格に対応し、ウイルスの侵入を引き続き水際で阻止する構え。

2点のソーセージは、1月に中国から中部国際空港(愛知県常滑市)に到着した旅客の荷物から見つかった。いずれも加熱が不十分だったという。

アフリカ豚コレラは、岐阜県などで発生している豚コレラとは別のウイルスで、豚やイノシシに感染する。感染力が強く、有効なワクチンはない。一方、人にはうつらず、感染した豚の肉を食べても人体に影響はない。

家畜伝染病「アフリカ豚コレラ」の生きたウイルスが検出された自家製の豚肉ソーセージ(農林水産省動物検疫所提供)家畜伝染病「アフリカ豚コレラ」の生きたウイルスが検出された自家製の豚肉ソーセージ(農林水産省動物検疫所提供)

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