顔認証で通関楽々=電子申告ゲート導入-財務省

社会

財務省は3日、酒やたばこといった携帯品の通関での申告について、顔認証技術を活用した電子端末とゲートを成田空港で報道陣に公開した。15日から同空港で運用。通関手続きの効率化で、増加する訪日外国人旅行者(インバウンド)らによる混雑を緩和するのが狙いだ。

端末の稼働状況を見るため、当面は海外から帰国する日本人を対象に運用。塚田貴司東京税関成田税関支署長は「今月末から始まる10連休に海外旅行する日本人にまずは利便性を体験してもらいたい」と話した。同省は2020年の東京五輪・パラリンピックをにらみ、順次、全国の主要空港に設置する。

旅行者はこれまで、携帯品申告情報を日本に向かう飛行機内で紙に記入していた。電子申告では、これを各自のスマートフォンにダウンロードした税関のアプリに入力し、QRコードを取得。税関検査場の端末でQRコードとパスポートを照合する際、顔が撮影され、本人か確認する。納税手続きなどがなければゲートをそのまま通過できる。

報道陣に公開された成田空港・税関検査場の電子申告ゲート=3日午前、千葉県成田市報道陣に公開された成田空港・税関検査場の電子申告ゲート=3日午前、千葉県成田市

運用開始を前に報道陣に公開された成田空港・税関検査場の電子申告端末=3日午前、千葉県成田市運用開始を前に報道陣に公開された成田空港・税関検査場の電子申告端末=3日午前、千葉県成田市

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