平成スイーツ商戦、盛況=「甘い」思い出はいかが?

経済・ビジネス

5月1日の改元を控え、菓子メーカーや百貨店などのスイーツ商戦が盛り上がっている。平成の30年間に流行したスイーツを味わい、「甘い」思い出に浸ってもらうのが狙いだ。

平成の幕開け直後に一世を風靡(ふうび)し、今や定番となった洋菓子ティラミス。スーパーなどに向け、デザートを製造しているモンテール(埼玉県八潮市)は、4月限定で大型の「ティラミスケーキ」を発売(北海道除く)する。これまで1人用のカップ入りを販売してきたが、家族や友人で「平成」を回顧する機会が増えるとみて、2~3人で分けられるサイズを初めて用意する。

不二家は、ティラミスやマンゴープリンなど平成を代表する4種類のスイーツの味を再現したチョコレート「ルック(平成流行スイーツ4)」を売り出した。「平成を振り返りたい30~40代の男女がターゲット」という。

キリンビバレッジ(東京)はチーズ風味のミルクティー「キリン 午後の紅茶 マスカルポーネ薫るチーズミルクティー」を、江崎グリコは「ポッキー〈ほろにがコーヒー&ココア〉」をそれぞれ発売。別々の商品だが、併せて口にするとティラミスのような味になるという共同企画だ。

西武池袋本店(東京都豊島区)では22日から5日間、平成のお菓子ブームを振り返る催し「平成スイーツ進化論」が開かれた。台湾の人気店が日本に進出し、再び人気が高まったタピオカミルクティーや、温かい生キャラメルをかけたソフトクリームなど、かつてのヒット商品に新味を加えたスイーツが好評だった。同店によると、「パンケーキのコーナーでは30分待ちの行列ができた」(広報)という。

西武池袋本店の平成スイーツを振り返るイベントでパンケーキコーナーにできた行列(同店提供)西武池袋本店の平成スイーツを振り返るイベントでパンケーキコーナーにできた行列(同店提供)

キリンビバレッジと江崎グリコが共同企画で発売したミルクティーとチョコレート菓子(キリンビバレッジ提供)キリンビバレッジと江崎グリコが共同企画で発売したミルクティーとチョコレート菓子(キリンビバレッジ提供)

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