「スポーツイヤーズ」最重要視=五輪など機に成長加速-アシックス・ミズノ

経済・ビジネス

今年から2021年までラグビーワールドカップ(W杯)や東京五輪・パラリンピックなど、世界的なイベントが続く「ゴールデンスポーツイヤーズ」。国内スポーツメーカーは「過去にない3年間」(水野明人ミズノ社長)と最重要視し、成長加速やビジネス拡大につなげる意向だ。

アシックスの広田康人社長は、公式スポンサー契約を結んでいる東京五輪を機に「ブランドを輝かせたい」と強調。20年に連結売上高5000億円を目指す考えを示した。特に主力のランニングシューズでは高機能の新商品「メタライド」をシリーズ展開し、「全世界でナンバーワンを取り返したい」と力を込める。

今後は、スポーツ熱が高まるインドとインドネシアを重点市場と位置付け、インドでは現地生産も視野に入れる。

ミズノの水野社長は関西を主会場とする21年開催の生涯スポーツの祭典「ワールドマスターズゲームズ(WMG)」に照準を合わせる。「『見るスポーツ』に対し、WMGは誰でも参加できる『するスポーツ』。大いに期待できる」と収益貢献に期待感を示した。

大阪は25年に国際博覧会(万博)が開かれるほか、カジノを含む統合型リゾート(IR)施設の誘致でも有力視されている。水野社長は「一過性の祭りでなく、レガシー(遺産)を残すことが大事」と主張。スポーツの垣根を低くするため、施設整備をはじめとする環境づくりにも力を尽くす考えだ。

インタビューに応じる水野明人ミズノ社長=3月29日、大阪市の同社本社インタビューに応じる水野明人ミズノ社長=3月29日、大阪市の同社本社

インタビューに応じる広田康人アシックス社長=3月7日、神戸市の同社本社インタビューに応じる広田康人アシックス社長=3月7日、神戸市の同社本社

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