IHI、部品製造でも検査不正=相馬工場など7138件-航空機エンジン

経済・ビジネス

IHIは8日、航空機エンジン部品の製造で7138件に上る不適切な検査が見つかったと発表した。製造過程の一部で、資格を持たない訓練生に検査させた上で、有資格者の印鑑を使って書類を偽装するなどしていた。

同社では、旅客機のエンジン整備で不正検査を行っていたことが既に判明。国土交通省などが調査している。

部品製造で問題が見つかったのは相馬第一・第二(福島県相馬市)、呉第二(広島県呉市)、瑞穂(東京都瑞穂町)の3工場。2017年1月から19年1月までに行った180万件の作業のうち、7138件で検査不正が行われていた。エンジン整備での検査不正を受けた全社的な調査で発覚した。

IHIは、納入先のエンジンメーカーが安全性に問題がないことを確認していると説明。リコール(回収・無償修理)などは行わない。

同社は国内外の航空会社向けのエンジン整備で6340件の不正検査が発覚し、経済産業省から行政処分を受けた。

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