衆院2補選が告示=大阪12区・沖縄3区-参院選にらみ与野党攻防

政治・外交

衆院大阪12区、沖縄3区の両補欠選挙が9日、告示された。大阪12区は与野党の4候補が立候補し混戦。沖縄3区は主要野党が支援する無所属候補と自民党の公認候補による一騎打ちとなる。今年最大の政治決戦である夏の参院選の前哨戦として、与野党は勝利に全力を挙げる。立候補の届け出は午後5時に締め切られる。いずれも21日に投開票される。

安倍晋三首相が昨年9月に自民党総裁選で連続3選を果たした後、初めての国政選挙。結果次第で「安倍一強」に揺らぎが生じる可能性もある。野党にとっては党勢回復への正念場。参院選を控え、共闘の成否も問われる。

自民党の二階俊博幹事長は9日午前の党役員連絡会で「党一丸となって全力を尽くし、勝利に向けて戦い抜きたい」と述べた。国民民主党の原口一博国対委員長は記者会見で「安倍政権ではなく、私たちの選択肢をしっかり示していく」と強調。日本維新の会の馬場伸幸幹事長は大阪府寝屋川市の街頭で「国政に活を入れ、大阪での改革を全国に広げたい」と訴えた。

大阪12区補選は、自民党の北川知克氏の死去に伴う。共産党は主要野党の支援を期待し、現職だった宮本岳志氏を無所属で擁立した。日本維新の会は新人の藤田文武氏が立候補。元総務相の樽床伸二氏も無所属で出馬した。自民党は新人の北川晋平氏を立て、公明党の推薦を得た。立憲民主、国民民主両党は自主投票を決めている。

沖縄3区補選は、玉城デニー氏の知事転出に伴う。主要野党は無所属新人の屋良朝博氏を支援する。自民党は元沖縄担当相の島尻安伊子氏を擁立し、公明党が推薦。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の是非が主な争点となる。

衆院大阪12区の補欠選挙が告示され、候補者の訴えを聞く有権者ら=9日午前、大阪府寝屋川市衆院大阪12区の補欠選挙が告示され、候補者の訴えを聞く有権者ら=9日午前、大阪府寝屋川市

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