ゴーン容疑者妻、不正否定か=東京地裁に出頭、非公開で証人尋問-日産私物化事件

社会

日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(65)が中東オマーンの販売代理店を介し、自身に日産資金を還流したとされる特別背任事件で、同容疑者の妻キャロルさんが11日、東京地裁に出頭し、証人尋問に応じた。尋問は非公開で行われ、キャロルさんはゴーン容疑者の不正を否定したとみられる。

東京地検特捜部の調べなどによると、オマーンの代理店に送金された日産資金は、キャロルさんが代表の会社などに流出。同社はゴーン容疑者の家族が使うクルーザーを購入するなどしており、尋問では、資金の流れや購入の経緯などについて説明を求められたもようだ。

ゴーン容疑者の弁護人で、尋問に立ち会った弘中惇一郎弁護士によると、キャロルさんは「(ゴーン容疑者の)無実を明らかにするため、記憶通りにきちんと話します」と話し、証言拒否はしなかった。尋問は約3時間で、通訳を通じ、主に検察官が質問。弁護人も説明を求めた。裁判官からの質問はなかった。

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