吉野家、消費増税後ポイント2%還元=前期は6年ぶり赤字

経済・ビジネス

吉野家ホールディングスの河村泰貴社長は11日、東京都内で行った2019年2月期(前期)の連結決算発表で、消費税率が引き上げられる10月以降、国内の「吉野家」全約1200店舗で2%分のポイントを利用者に還元する方針を明らかにした。牛丼の販売減を食い止めるのが狙いで、キャッシュレスによる決済が条件。

同期の純損益は60億円の赤字だった。人件費抑制に向けたシステム導入で減損損失を計上したことなどが響いた。赤字は6年ぶり。経営責任を明確にするため、河村氏らが3カ月間、役員報酬を1~2割減額する。

大手コンビニ各社は、消費増税対策として中小小売店などを対象に政府が実施するキャッシュレス決済時のポイント還元に合わせ、全店で2%のポイントを還元する計画。コンビニ弁当派が増えると、吉野家の販売が減少する恐れがある。

吉野家ホールディングスの2019年2月期決算を発表する河村泰貴社長=11日午後、東京証券取引所吉野家ホールディングスの2019年2月期決算を発表する河村泰貴社長=11日午後、東京証券取引所

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