衝突装置「ほぼ命中」=投下時の動画など公開-はやぶさ2

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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日、探査機「はやぶさ2」が5日に行った人工クレーター生成実験の際、金属の塊を撃ち込む衝突装置(インパクター)が小惑星「りゅうぐう」に投下される様子の動画などを新たに公開した。画像解析などから、装置は目標地点から数十メートルの範囲内で作動したとみられ、運用チームは「ほぼ命中したと言える」と話した。

JAXAによると、はやぶさ2は5日午前、りゅうぐうの上空約500メートルで衝突装置を分離。はやぶさ2に搭載されたカメラの画像などから、装置は予定通りの速度と姿勢で降下し、約40分後に高度約300メートルで起爆したとみられる。

担当したJAXAの佐伯孝尚助教は「ほぼ完璧に分離できていた。はやぶさ2も正確に、安全な領域に退避できた」と説明。衝突地点について「最悪で100メートル以上の誤差を考えていたが、極めて正確に衝突できたと思う」と自信を示した。

探査機「はやぶさ2」の分離カメラ(DCAM3)が捉えた小惑星「りゅうぐう」表面から噴出物が出る様子=5日(JAXA、神戸大など提供)探査機「はやぶさ2」の分離カメラ(DCAM3)が捉えた小惑星「りゅうぐう」表面から噴出物が出る様子=5日(JAXA、神戸大など提供)

探査機「はやぶさ2」から小惑星「りゅうぐう」に向けて投下される衝突装置(インパクター、左下の円形の物体)=5日(JAXA、東京大など提供)探査機「はやぶさ2」から小惑星「りゅうぐう」に向けて投下される衝突装置(インパクター、左下の円形の物体)=5日(JAXA、東京大など提供)

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