「犠牲者のためにも復興を」=遺族ら参列し追悼式-熊本地震3年

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熊本地震の前震から3年の14日、熊本県庁(熊本市中央区)で犠牲者追悼式が行われた。遺族75人を含む345人が参列、犠牲者の冥福を祈り改めて復興を誓った。

参列者全員による1分間の黙とう後、蒲島郁夫知事が哀悼の意を表した上で「新しい時代が始まろうとしている。県民の総力を結集し新たな熊本を築くことを誓う」と式辞を述べた。

式典では、自宅倒壊で妻フミヨさん=当時(79)=を亡くしたが「離れたくない」と仮設団地で1人暮らしを続けている南阿蘇村の増田敬典さん(81)が遺族を代表。「高齢者が前を向くことで若い人の励みになれば。悲しみは尽きないが、妻のためにも復興の力になりたい」と故郷再建を願う気持ちを語った。その後参列者が白い花を祭壇に手向け、手を合わせ静かに犠牲者の冥福を祈った。

県内では16日にかけ、震度7が2度襲った益城町や大きな被害が出た南阿蘇村など各地でさまざまな追悼行事が行われる。

熊本地震犠牲者追悼式で式辞を述べる蒲島郁夫県知事=14日午前、熊本県庁(代表撮影)熊本地震犠牲者追悼式で式辞を述べる蒲島郁夫県知事=14日午前、熊本県庁(代表撮影)

熊本地震犠牲者追悼式で、遺族代表あいさつに臨む増田敬典さん=14日午前、熊本県庁(代表撮影)熊本地震犠牲者追悼式で、遺族代表あいさつに臨む増田敬典さん=14日午前、熊本県庁(代表撮影)

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