阿蘇山が小規模噴火=気象庁、噴石など警戒呼び掛け

社会

気象庁は16日、熊本県・阿蘇山の中岳第1火口で午後6時28分ごろ、ごく小規模な噴火があったと発表した。同庁は同32分に噴火速報を発表。火口から半径約1キロの範囲では、大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けた。

中岳は標高1506メートルで、第1火口での噴火は2016年10月8日以来。

熊本県警や消防によると、けが人などの被害はないもよう。阿蘇市の担当者も「目視では降灰も確認できなかった」と話している。

気象庁によると、噴煙が火口の縁から約200メートルの高さに上がった。火山性地震や、火口直下の浅い部分での微動も多い状態が続いた。

阿蘇山では14日未明から火山性微動が次第に大きくなるなど火山活動が高まった。気象庁は同日午後、阿蘇市と南阿蘇村を対象に火口周辺警報を発表。噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げていた。

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