日本ペイント、豪塗料大手を3000億円で買収=中国リスク分散へ

経済・ビジネス

日本ペイントホールディングスは17日、オーストラリアの大手塗料メーカー、デュラックスグループの全株式を、8月中旬をめどに約3000億円で取得すると発表した。日本ペイントの主戦場で、国内外の売上高全体の4割を占める中国は米国との貿易摩擦が懸念されている。買収で豪州にも販路を広げ、経営のリスク分散を図る。

日本ペイントの田堂哲志社長は同日、大阪市内で記者会見し、豪州・ニュージーランドの塗料市場について「将来のある地域。(買収で海外事業は)極めて健全な構成になる」と述べた。

同社によると、両国の塗料市場は先進国でありながら安定的に成長している。買収するデュラックスグループは両国の塗料市場で首位の販売シェアを誇り、特に建築用塗料ブランドの知名度が高いという。2018年9月期のグループ売上高は約1475億円。

オーストラリアの塗料大手買収について記者会見する日本ペイントホールディングスの田堂哲志社長=17日午前、大阪市中央区オーストラリアの塗料大手買収について記者会見する日本ペイントホールディングスの田堂哲志社長=17日午前、大阪市中央区

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