LIXIL、潮田CEOが6月辞任=「前社長任命」で引責-後任選びで混乱継続も

経済・ビジネス 社会

大手住宅設備メーカーLIXILグループの潮田洋一郎会長兼最高経営責任者(CEO)は18日、東京都内で記者会見し、辞任の意向を表明した。5月20日付で取締役を退任し、6月の株主総会後に会長、CEO職からも退く。後任は未定。潮田氏の去就をめぐる内紛は電撃的な辞任表明に発展したが、後任選びをめぐり混乱は続きそうだ。

昨年秋以降、首脳人事をめぐって創業家出身の潮田氏と、2016年に潮田氏が招いた瀬戸欣哉前社長兼CEOの対立が激化。CEO交代の経緯が不透明だとして海外の機関投資家が潮田氏の取締役解任を議題とする臨時株主総会の開催を求めていた。会見で潮田氏は退任の理由として、瀬戸氏を経営トップに迎えた「任命責任」を挙げた。

同社は18日、19年3月期の連結純損益見通しを従来の15億円の黒字から530億円の赤字に下方修正した。赤字転落はイタリア壁材子会社の業績悪化に伴う巨額損失が原因。潮田氏は、伊子会社建て直しに関して「瀬戸氏は何の手も打たなかった」と批判した上で、「瀬戸氏を(トップに)選んだのは最大の失敗だった」と述べた。

記者会見するLIXILグループの潮田洋一郎会長兼CEO=18日午後、東京都港区記者会見するLIXILグループの潮田洋一郎会長兼CEO=18日午後、東京都港区

LIXILグループの潮田洋一郎会長兼最高経営責任者(CEO)の辞任表明を受け、記者団の取材に応じる瀬戸欣哉前社長(左)=18日午後、東京都中央区LIXILグループの潮田洋一郎会長兼最高経営責任者(CEO)の辞任表明を受け、記者団の取材に応じる瀬戸欣哉前社長(左)=18日午後、東京都中央区

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