安倍首相、靖国に真榊奉納=春季例大祭、参拝見送りへ

政治・外交

安倍晋三首相は21日午前、東京・九段北の靖国神社で春季例大祭が始まったのに合わせ、祭具の真榊(まさかき)を奉納した。「内閣総理大臣」の肩書で供えた。首相は22日から欧米訪問を予定。23日までの例大祭期間中の参拝は見送る方針。

2012年12月の政権復帰後、首相の靖国参拝が確認されたのは13年12月の1回のみ。春と秋の例大祭には真榊、終戦記念日には玉串料をそれぞれ納める対応が続いている。

参拝見送りの背景には、関係改善の流れが続く中国への配慮がある。首相は6月下旬に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて習近平国家主席を日本に迎え、日中首脳会談を実現させたい考えだ。

靖国神社の春季例大祭に合わせ、安倍晋三首相が奉納した真榊(左)=21日午前、東京都千代田区靖国神社の春季例大祭に合わせ、安倍晋三首相が奉納した真榊(左)=21日午前、東京都千代田区

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