ゴーン容疑者、特別背任罪で4度目起訴=日産私物化18億円超-東京地検

社会

日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(65)が中東オマーンの販売代理店を介し、日産資金5億円超を私的流用したとされる事件で、東京地検特捜部は22日、同社に損害を与えた会社法違反(特別背任)の罪で同容疑者を追起訴した。サウジアラビアの知人側に日産資金約12億8400万円を不正送金したとして起訴済みで、私物化の立件総額は18億円を超えた。同容疑者の起訴は4度目。捜査は大きな区切りを迎えた。

関係者によると、ゴーン容疑者はいずれの不正も否定し、追起訴された私的流用については、供述を拒否しているもようだ。弁護側は同日、東京地裁に保釈を請求した。

追起訴状などによると、ゴーン容疑者は、2017年7月と18年7月の2回、日産子会社「中東日産」からオマーンの販売代理店「スヘイル・バウワン・オートモービルズ(SBA)」口座に日産資金1000万ドルを送金。このうち半額の計500万ドル(約5億5500万円)を、同容疑者が実質保有するレバノンの会社口座に振り込ませて日産に損害を与えたとされる。

カルロス・ゴーン 日産自動車前会長カルロス・ゴーン 日産自動車前会長

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