福島産の農産物輸出、最高更新=東南アジア向け拡大-18年度

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福島県は22日、2018年度の県産農産物の輸出量が前年度比約2%増の217.8トンに上り、過去最高を記録したと発表した。11年3月の東京電力福島第1原発事故の影響で農産物輸出は長らく低迷したが、17年度のマレーシア向けコメ輸出拡大を弾みに18年度もベトナム、タイ向けに梨などの輸出量が増え、2年連続で最高を更新した。

18年度は、天候の影響で桃や柿が振るわなかったが、17年度に続きマレーシア向けのコメが約115トンとけん引したほか、梨に加えてタイ向けのリンゴや米国向けの牛肉の輸出が増えた。

県産農産物の輸出は、原発事故後、放射性物質による汚染を懸念する各国の輸入規制などにより激減。12年度に2.4トンまで落ち込んだが、その後、規制が撤廃された東南アジア向けに注力した結果、17年度はマレーシア向けコメの約101トンを柱に、最多だった10年度の152.9トンを抜き、213.3トンを記録した。

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