スリランカ旅行の中止相次ぐ=爆弾テロ後、HISは継続

経済・ビジネス

大手旅行会社のJTB(東京)や日本旅行(同)は23日、連続爆弾テロが起きたスリランカ行きツアーを当面中止すると明らかにした。「安全が十分に確認できない」(JTB広報室)ためで、予約客には料金を払い戻す。

一方、エイチ・アイ・エス(HIS)はツアー継続を決定するなど、対応が分かれた。各社とも現地に滞在しているツアー客の安全は確認している。

スリランカは1980年代以降に激しい内戦が続いたが、近年は治安が回復。世界遺産の巨大な岩山「シギリヤロック」などを目当てに日本からも観光客が増えていた。日本政府観光局によると、年間4万7000人以上が訪れており、旅行業界からは「安全が確保されないと客足が鈍る」と懸念の声が上がっている。

JTBは23日から6月16日出発分までのツアー中止を決めた。現地入りしている旅行客については、日程を前倒しして帰国できるよう手配を進めている。クラブツーリズム(東京)は6月5日、日本旅行は同20日の出発分まで中止する。

HISは、継続する理由について「現地社員から状況を聞いて実施可能だと判断した。予約客もせっかくの10連休に旅行を取りやめたくないだろう」(広報室)と話した。ただ、来月10日出発分までは予約を取り消しても、キャンセル料を請求しない。

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