「質高いインフラ」必要=一帯一路、日伊首脳が一致

政治・外交

【ローマ時事】イタリアを訪問中の安倍晋三首相は24日午後、コンテ首相とローマの首相府で会談した。中国のシルクロード経済圏構想「一帯一路」を念頭に、各国での展開には「質の高いインフラ整備」が求められるとの認識で一致。安倍氏は自身の掲げる「自由で開かれたインド太平洋」構想への協力を呼び掛け、コンテ氏も支持を表明した。

一帯一路をめぐり、イタリアは3月に先進7カ国(G7)で初めて中国と覚書を交わした。会談でコンテ氏は、25日に北京で開幕する一帯一路の国際会議に出席することを伝達。安倍氏は、インフラ投資の透明性や対象国の財政健全性の確保などを中国に求めていることを説明した。

両首脳は6月下旬に大阪市で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議での連携を確認。会談後の共同記者発表で、安倍氏は「自由貿易推進などの課題についてイタリアと緊密に協力する」と強調。コンテ氏は「保護主義との闘い、公正な取引実現の一歩になる」と語った。

共同記者発表に臨む安倍晋三首相(左)とイタリアのコンテ首相=24日、ローマ(AFP時事)共同記者発表に臨む安倍晋三首相(左)とイタリアのコンテ首相=24日、ローマ(AFP時事)

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