大塚家具社長、実父と和解へ=経営権争奪から4年ぶり再会-新団体で協力

経済・ビジネス

経営再建中の大塚家具の大塚久美子社長は26日、実父の勝久氏と会い、同社長が主導して設立した新たな業界団体への協力を要請した。勝久氏は前向きな考えを表明。両者が会うのは経営権をめぐり争った2015年以来4年ぶりで、父娘の対立は和解に向けて大きく前進した。

久美子社長は、勝久氏が会長を務める匠大塚(東京)の新店舗をバラの花束を持って訪問。新団体の名誉会長への就任を要請した。面会後、久美子社長は記者団に対し、「離れている時間は長かったが、あまり長く感じなかったということが縁の深さを示している」と語った。

勝久氏も別途取材に応じ、「業界が良くなることには協力を惜しまない」として、就任を受け入れる考えを示した。「来てくれただけでうれしい。会えて良かった」と語る一方で、完全な和解については「そんな簡単な問題ではない」とも述べた。

父勝久氏(左)と面会し、赤いバラを贈った大塚家具の大塚久美子社長(右)=26日午後、東京都渋谷区父勝久氏(左)と面会し、赤いバラを贈った大塚家具の大塚久美子社長(右)=26日午後、東京都渋谷区

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