事故防止の無線計画中止=トヨタ、米で標準化見極め

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【ニューヨーク時事】トヨタ自動車は26日、米国で2021年から販売する車に無線通信を使った事故防止システムを搭載する計画を中止すると発表した。トヨタとは別の通信方式を採用する自動車メーカーもあり、規格の標準化に向けた動きを見極める必要があると判断した。

トヨタは昨年4月、日本で既に実用化されている専用狭域通信(DSRC)技術を用いた事故防止システムを米国でも導入すると発表。同じシステムを搭載した近くの車や信号機に設置された機器などと通信し、衝突を防ぐ効果などが期待できる。

しかし、米フォード・モーターは今年1月、22年から米国で販売する全ての新型車に携帯電話網を使った別の通信方式を採用すると表明。米政府内から、DSRC用に割り当てられた周波数帯の開放を求める声が出ていることもトヨタの判断を後押ししたようだ。

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